財布にある「お札」が、どのような歴史を経て生まれたか知る物語。
黒川文化研究所で開催される「日本のお札はこうしてうまれた―手形・私札・藩札―」は、今では当たり前になった“お札”がどんな歴史をたどってきたのかをたどる展示。江戸時代の藩札や、商人たちが発行した私札、取引に使われた手形など、実物資料がずらりと並ぶ。
【日時】
8月30日(土)
10:00~15:45(開場は9:30)
【場所】
西宮市プレラホール(プレラにしのみや5階)
【プログラム】
講演1
中世の為替手形「割符(さいふ)」について
伊藤啓介(黒川古文化研究所研究員)
講演2
日本最古の紙幣「山田羽書」の実像をめぐって
千枝大志(同朋大学仏教文化財研究所客員所員・中京大学大学院等非常勤講師)
講演3
平安の「短冊」から戦国の「切手」まで―紙幣前史
高木久史(大阪経済大学日本経済史研究所長・経済学部教授)
講演4
江戸時代の紙幣:私札と藩札
加藤慶一郎(大阪商業大学総合経営学部教授・商業史博物館長)
【参加費】
無料
【お問い合わせ】
黒川古文化研究所
0798-71-1205